東大生も読んでいた、はやみねかおるさんの本

わたしの小学生時代にはいなかった、作家、はやみねかおるさん!
むすめは『都会のトム&ソーヤ』から入り、はやみねさんの他の本も読むようになりました。
昨年は、はやみねかおるさんに捧げたといっても過言ではないくらい、大好きでした。
新刊の発表を知った日は小躍りし、発売日に本屋さんへ行ってその日に読んでいます。
読み終わるまですごく静かです。(つまり本を読む以外何もしない)

わたしも借りて読ませてもらっていますが、大人が読んでも子供時代の感覚にすぐにスライドできるような本でおもしろいです。
ゲームをテレビの中ではなく現実でやる、という発想は脱出ゲームや人狼ゲームの先駆け、当時新しかったのだろうな、と思います。

ちなみにはやみねかおるさんの本は、東大生も読んでいたらしいです。
プレジデントFamilyの2018年の特集に載っていたとか。
人気がある作家さんなので東大生でなくても読んでいるだろうし、読んだからといって東大生になれるわけではない、というツッコミもありつつ。

はやみねかおるさんの本であればボリュームがあっても抵抗なく読むようになったので、ここから少し読める本が広がったと感じます。
モナミシリーズは、都会のトム&ソーヤと世界がリンクしている本が出ました。作者の別シリーズがつながりを持つというのがたまらなくよい。
『ぼくらの先生!』は文字も小さくて難しいかなと思いましたが、読めていました。
『めんどくさがりなきみのための文章教室』は親しみやすく文を書くためのヒントになる本。
何度も読み返してはくすくす1人で笑っています。
会話の中でこの本を引き合いにだして話すこともあるので、内容も印象に残っているのだなと思います。

わたしはもう1回小学生やり直している気分です。
大人になってから本屋や図書館で児童書を手に取るって、子供がいなければできなかったです。
むすめと同レベルで楽しんでいる。
自分をあほだなと思いつつ、むすめを隠れ蓑に楽しんでいます。

実写版の映画に

そんなはやみねかおるさんの『都会のトム&ソーヤ』が実写版の映画になるそうです。
コロナ禍で撮影延期になっていたのが、無事撮影完了したとサイトでニュースになっていました。
公開が待ち遠しいです。

映画、、面白いといいな。
内容が薄かったら落胆し、闇に葬ることになってしまう。
ずっと何度も振り返って観れる映画だといいです。