ピアノ教室 弾いた曲に○をもらえず大泣き
小さな頃から習っているピアノ。
毎日かかさず練習しているけれど、わたしがそばにいないと適当に終わらせます。
週に5曲くらいもらってくる短い曲を、1曲5分もやらず、正味20分程度の練習。
合間合間に本を読んで、ニヤニヤして、ハッと我に返って1分くらい弾いてまた本を読んでの繰り返しで。
ピアノに対する集中力–ZERO-。
ここ一週間ほどは特にそんな感じで、
それでいいと思ってる?
先生にはどれくらい練習してきたかがすぐ分かるんだよ?
などきつめの声掛けをしていました。
わたしも忙しく、片手間の声掛けだったので、本人は気にせず。
案の定、教室で今週は○をもらえず。
その場でわんわん泣き出しました。
「○もらえると思ってたのに〜、もらえなかったよ〜」と先生を責める口ぶり。
しがみつかれて、服に涙と鼻水をこすりつけられて(ユニクロでよかったな〜)、先生を困らせて、娘が愚かで、私自身が空気になりたいと思いました。
空気になって、先生と娘だけの空間にして欲しい…完全なる現実逃避。
いつもより練習していないのだから当然なのに。
今回だけでなく、今までたくさん同じようなことを繰り返してきているのです。
その都度、小さな頃に将棋の藤井聡太くんが試合に負けて立ったまま悔しくてギャンギャン泣いている、という映像を思い出します。
でも聡太くんと決定的に違うのは、練習量。
練習していないくせに○をもらおうとするおこがましさ。
もうちょっと自分の練習量を振り返って、教えていただくという謙虚な気持ちがあったら、絶対○もらえなかったよ〜と言ってギャンギャン泣いたりしないと思う。
悔しいのを自分の愚かさに向けられるのであれば、いいのだけれど。
けれどけれど、わたしはピアノを習っていたこともなければ、娘のように6年も習い事を続けられたこともないので、自分がやり続けていないことをやっている、ということには尊敬しかないのです。
態度に対しては悪い、と言えるけれど、練習しなかったことに対しては、我が身を振り返るとあまり言いたくない。
塾が4教科になって宿題が出るようになったら、娘はどうするつもりなんでしょう。
多分、ペースが作れるようになるまでに一波乱も二波乱もあるのだろうなぁ。
「幼児教育をしっかりやれば、後の子育てが楽になります!」と言った幼児教室の先生、お元気でしょうか。
今なら言える、偽りだったって。
個人差の範囲内です、って言われたら何にも言い返すことはできないけれど。
不安だわ。
藤井聡太二冠のNHKスペシャルが好きです。
14,5歳の頃のスペシャルで、聡太くんのことをお母さんが聡ちゃんって呼んでいるんです。
🙍♀️「聡ちゃん、ピザパン食べる?聡ちゃんが好きな、野菜ジュースもらってきたわよ〜」
🙍♀️「これ聡ちゃん好きなんですよ。」(独り言気味に、取材陣へ言ったと思われる)
🙎♂️「それ、僕の好きな野菜ジュースじゃないよ。」(苦笑い気味で)
っていう自宅でのやり取りが流れるんですが、そこが本当に微笑ましくて可愛らしい。
このやり取りを娘とわたしでコント風にアレンジしてやる遊びが鉄板で続いています。
かなりそっくりな仕上がりになったと思って録画を見返したら、全然似ていませんでした。