二月の勝者 10巻

保護者と子供がリアル

中学受験をテーマにした漫画『二月の勝者』10巻、読みました。
Twitterのタイムラインで発売を知り。
ありがとうTwitter。
涙しました。よい巻でした。

うちの子はまだ小3。
スタートラインにも立っていない。
黒木先生が、小6の11月〜2月にかけての流れが説明していてわかりやすかったです。

11月〜12月の保護者と子供の心情って当事者になってみないと分からない。
物語を通してこんな感じなのかな、自分はどうだろう、と想像することができました。

むすめとわたしのタイプを考えてみた

むすめは、まるみちゃん&礼央ちゃんに似たところがあるように思います。

・学校が得意ではない。不登校に片足つっこんでいる。(まるみ)
・母依存が大きい(礼央)

というところが似ている。
小6まで礼央ちゃんタイプは避けたい。
なにかを選ぶ時に「ママはどう思う?」と、わたしに必ず聞きます。
わたしの様子を伺う、自分で選んで後で失敗だったときに嫌な気持ちになりたくない、両方あるとと思います。
なんとか脱したいと思っているのですが。

せめてわたしが礼央ちゃんママタイプにはなりたくない、と思います。
ただ、橘先生の女子に対しての雑な対応には、わたしも不信感を抱くと思います。

礼央ちゃんママのように電話でキレたりはしない、とは思うけれど。
それでも、極限まで言ったらキレるのだろうか。

わたしに似たタイプのママさんを考えると、、
鈴蘭を受ける佳苗ちゃんのママと、不登校のまるみちゃんのママと、ゲーム好きな勇人のママかな。
子供様子を見て、どうしたらいいかこれからずっと悩みそうです。

花恋ママ、海斗ママはまぶしいです。なんだかんだで余裕があるよね?
今まで自分自身の中で培ってきた努力の上で成り立っている、ぶれない軸があるように感じます。
天上人に見えるわ。

気になるシーン

・王羅くん登場
小さいコマでしたが、個別塾で王羅くんの様子が描かれていました。
一桁×一桁、掛け算の100マス計算をやって、1分30秒の壁を破っており。
その後が気になっていたので、元気そうで楽しく塾に通っていたのでよかったです。
王羅くんちは、家族が温かいのがいい。ホッとします。

・樹里ちゃんの弟くん
リビングでSwitchのゲーム、リングフィットやってましたね!
うちもやっているので親近感が湧きました。
走ると本当、どすどす音がするんですよ。リアル。
高瀬志帆先生もリングフィットやっているようなので、経験で描かれているのかなと思いました。
(Twitterに書いていた)

・灰谷先生、黒木先生を気にしすぎ。
物語を盛り上げる上で必要な動きなんだと思いますが、灰谷先生が鬱陶しい。
黒木先生の繁華街の教室の存在を知って、考えを改め直したりするんじゃないの?どうせ。

今の小6編が終わった後、また新しい小6、もしくは中学年からの別ストーリーが読みたいです。
何度も同じ季節を描くのは大変そうだけれど。
そして、その頃には娘は高学年か中学生になっていそうだけれど。

次の巻が楽しみです。

樹里ちゃんが背負っているリュック、フェールラーベンですよね。
塾バックにするくらい大きなもの売っているのかな?と不思議で。
小ぶりなのは見たことがあるけど。

調べてみたら売っていました。


うちの子のリュック20L。B4サイズまで入る。
こちらは収納サイズ11-20L。収納サイズの幅ありすぎ。
イマイチ大きさが分からず。
入るのかな? かわいいけど。