不登校、教室に入りたがらなくなったら。区の教育支援相談を受けて思ったこと。

学校の支援教室のサポートが受けられなさそうなことが分かり、病院だけなのも行き詰まりを感じていました。
病院は月1。
近況を10分ほど話し、それを聞いた先生がアドバイスをくださったり、褒めてくれたり。
そんなに嫌がらないで行っているのは、先生に好印象を持っているのと帰りにスタバによって季節のドリンクを飲んで帰れるのが楽しみだからかも。
病院の先生は、ベビーパーク(幼児教室)の時の先生と感じが似ていて話しやすいようです。

診断は、社会不安で不登校になっていると思われる、と言われています。

そんな流れで、区の教育相談を申し込むことにしました。

まずは保護者が相談に行く

一人で行き、渡された問診票を記述。
担当に決まった方に、現在の状況、小さな頃から最近までの気にかかっている点などを話してきました。
1時間ほど。

小さな頃のことを話しているうちに、
あんなことにもこんなことにもそういえばこだわっていたり嫌がっていた、ということを思い出し。
学校の行きしぶりは必然だったな、としみじみ思いました。

学力的には問題なく、社会的なコミュニケーションを育んでいった方がよい、という方向性で話がまとまり。
一週間に1回、母子分離で1対1で支援員とゲームなどをしながら話す試みをすることになりました。

まず3回お試しで通ってみて、今後のことを考えましょうということに。

親子で参加。1回目・2回目

1回目は母子分離もスムーズで、プレイルームに支援員とむすめは入っていきました。
その間わたしはもう一人の担当支援員に一週間にあったことを報告。
主に学校のことを。

終わってから娘に何を話したか聞くと、学校で意地悪をされた話しなどを事細かに話したらしい。
わたしも忘れていたようなことまで細々と。
積もり積もったものがあって行くのが耐えられなくなってしまったのもあったのだな、と。
話してすっきりした、と言っていました。

2回目は行くのをしぶりました。
嫌だったことは前回話してしまったので、もう何も話すことがないのだと。
無理に話さなくてもいいから、ただプレイルームで一緒に遊べばいいからと説得して送り出しました。

支援相談員に話すことがない。行くのを嫌がる

3回目に行くのを嫌がりました。
前回行ったとき、プレイルームに遊びたいものがなく。
かといって支援員にそれを言うのも悪いような気がして、苦し紛れに支援員さんに
「どれが好きですか?」
と聞いてみたところ
「○○ちゃんはどれが好き?」
と質問返しされたと。
何も話すこともなく、やりたいこともなく、
折り紙をすることになったけれど本もなく、
折り方を記憶していた鶴をひたすら折っていてつまらなかったと。

好きなゲームの話をするのはどうか、と提案してみましたが
ゲームが好きな不登校なんてオタクで暗い、問題があると思われそう、どう思われるか分からないから話したくない、と言っていました。
考えすぎだ、と言いましたが自分が好きなことを人に話したくない傾向はいつもあり。

3回目に行く前に、病院の日があり先生に相談しました。
もうそれはハッキリと、それも社会経験なので行ってくださいと言われました。

学校が嫌で行きたくない、などには行かなくてもいいと思う、
塾で勉強はまかなえているのだし、というスタンスの先生だったのですが、

コミュニケーションを育むのはむすめに必要な支援だからと。
確かに、、と説得力がある話しでわたしも続けたほうがよいと思い直しました。

親子で支援相談。3回目

連れて行くことはできましたが、母子分離の際、渋り。
話すことがないから嫌だ、とコソコソと言われました。支援員の目の前で。
やめて、聞こえる😓と思いましたが、、

一緒にプレイルームに入ってみたら、確かに、小学校低学年向けのおもちゃが多く。
興味はないだろうな、というものばかり。

一緒に見回っていたら、ボードゲームにブロックスがあったので勧めてみました。
無理に話さなくてもよくて、ゲームをやればよいから、と。
でも娘は勝ち負けに異常にこだわって、自分が負けそうになると泣きます😓

こちらも嫌な気分になるので、最近ではゲームから遠ざかっていました。
負けそうになったら勝負が決まる前にやめてもいいから、という事も話すと渋々母子分離ができました。

戻ってきたら上機嫌で。
3連勝して1回も負けなかったらしく。

わざと負けてくれたのかなと思いました。

お試しで親子で3回通ってみての感想。今後も通うことに。

病院の先生からのアドバイスもあり、今後も通うことになりました。
不登校というよりも、他者との感じ方の違いを自分で理解コミュニケーションに慣れる、ということに問題の中心が定まったように思います。

2週に1回で効果が出るかは分からないのですが、通い続けてみたいと思います。

わたしのママ友とは、親しげに話すんですけどね、、。
知らない大人と話せるようになったら、かなり前進できると思います。

支援相談に行った後、家でもゲームをやるようになりました。
わたしに負けそうになると泣きます..。

ブロックスに飽きたら、マンカラカラハを。
使う石がきれいで冷たくて手触りがよいので、癒やされます。