主語と述語の覚え方(丸暗記法)

中学受験塾で、主語・述語を書き出す問題が出てきました。

定型文であれば書ける

定型文のような、

わたしは 公園で 遊ぶ。
ぼくは 水族館に 行った。

であれば分かりやすく書けるけれど、

イリオモテヤマネコの 役こそ 君に 合っている。
グループの 中で わたしだけ 右利きだ。

だと迷う、ということはありませんか?

この場合の主語は
上の文が、「役こそ」
下の文が、「わたしだけ」
になります。

混乱。日本語覚えて9年の子に難しい問題を出すなと思います。
ネットで探しても、しっくりくる覚え方がなかったので考えてみました。
実践している方法を紹介します。
正解率が格段にあがりました。

その名も ザ・丸暗記法 です。
頭悪そうでしょう?
でも覚えれば効果的ですよ😅

主語の見つけ方

テキストには、
主語・・・文の中で、説明のもとになる「何が(何は)」にあたる文節のこと。
と書いてあります。
「が」や「は」などスタンダードなものであれば分かるんですが、、。

続いて
主語には「は(が)」のほかに、「も」「こそ」「だけ」「さえ」といった言葉が続くこともあります
とあったのです。

主語には規則性があります。

主語は、助詞が決まっている

助詞で「は」「が」「も」「こそ」「だけ」「さえ」
がつくものだけが主語となりえるのです。

助詞を覚えていれば、どんな紛らわしい文の主語でも分かるのです。

「は」「が」「も」は標準的な使い方なので覚えられると思うのですが、
「こそ」「だけ」「さえ」あたりが文に紛れていると主語が分かりづらいんですよね。

我が家の助詞を丸暗記法

要は助詞を丸暗記すればいいわけです。
「は、が、も、こそ、だけ、さえ」これだけだと暗号のようなのです。

それで絵にして思い浮かべられるようにしました。

イラスト屋さんのイラストから制作させていただきました。ありがとうございました。イラスト屋さん。

ハガコモソダケ、というキノコがあり、それさえあれば主語が覚えられる、という意味です。

今回、ブログ用にイラスト屋さんのイラストを使わせていただきましたが、
手書きで絵を書いたら、へんてこだったのでむすめが大喜びでした。

助詞を探して主語を見つける、という方法で主語は分かるようになりました。

主語がない文は、「ハガモコソダケさえ」が入っていなければ、主語がない、と区別がつきます。

例えば、
図書室で シリーズの 本を 見つけた。

「ハガモコソダケさえ」がないので、主語がない」ということになります。

述語の見つけ方

述語は、主語と違っていたって普通です😅

文節の最後の言葉、もしくは倒置法で逆になっているか。
それが見つからなければ、述語はない、で区別がつきます。

いかがでしょうか。
あまり頭はよくなさそうな覚え方ですが、ダジャレや語呂合わせ好きの子にはオススメです😊