塾楽しかった〜、ってうちの子は多分言わない
今週の中間報告
塾に行く前、この世の終わりのような顔をしていました。
面倒くさい、怖い、家が一番いい、と言ってため息つきながら。
出来なかったらどうしよう、塾の雰囲気が嫌だと言っていました。
心臓がばくばくする、ママ触ってみて?というので触ると
鼓動の速さがジョギングした時のような速さ。
ピアノの発表会ですら、こんなじゃなかった。
送りだした後、うちの子にはこんな夜遅くまで行くのは無理だろうか、
撤退もありうるなと考えました。
迎えに言ってみると
「明日はないよ〜。」と大喜び。
終わった後の解放感に浸っており。
授業については先生の余談など話してくれたけれど、
「楽しかった?」
と聞くと
「うーん、わからない。」と。
とにかく、「明日は塾がない!」「学校も短い!」と喜んでいて。
多分家でゆっくりするのが、一番好きなんだなと思います。
それでも学びが嫌いなわけではない
嫌いなわけではないのだとは思うのです。
本や図鑑が好きだし、好奇心はあるし。
比較して、安全に静かに過ごせる家が好きなのだと。
でもわたしとしては、
学校が嫌、
放課後も友達と約束せず、
誰にも話しかけられないように小走りで家まで帰ってきて、
ソファーにうずもれてアイスを食べながら
ゲームをしたり本を読んでいるのを見ると
この子にはちょっと負荷をかけたほうがよいのでは、と思いました。
ソファーにうずもれているのが、
まるで『鬼滅の刃』の上弦の弐にしのぶさんが吸い込まれていってしまう姿。
これはヤバい。
割と頭が悪くなさそうだなと思っていたのに、もったいないし
放置していたら今後どうなるのかも怖く。
とりあえず一年
むすめには一年通ってみよう、と言っています。
一年通ってどうしても嫌であれば、進学くらぶか高校受験なのかな、と思います。
でも一年後も
「塾楽しかった〜」なんて、うちの子は言わないんじゃないかと思う。
多分。