小1〜6年生対象英才教室、トイズアカデミーは中学受験に対応しているか?

ベビーパーク、キッズアカデミー、トイズアカデミー

トイズアカデミーとは幼児教室のベビーパーク、キッズアカデミーの関連教室。
小学生対象の教室になります。
IQ130向けの高知能児しか入れない英才教室、とサイトでは紹介されています。

むすめは昨年まで通っていました。

通っている子は、ベビーやキッズに通っていた子が多かったです。
ネットにあまり情報がないので、今回口コミを書いてみます。

めじろ

Q130向けの高知能児、と書いてありますが、あくまでトイズのサイトで書いてあるということ
知能研究所のIQ130は、幼児教室やお受験教室でやっている内容ができれば取れます

通い始めたきっかけ

信頼していたベビー&キッズの先生に勧められたから

ベビーパーク、キッズアカデミーと、同じ先生に教えていただきました。
凛々しく、細やかな心配りがあり、笑顔が素敵なカリスマでした。
お子さんが中学受験をされた先生です。

その先生に、読書好きのむすめにはトイズアカデミーのカリキュラムは合っている、と勧められました。

トイズは、算数より国語の比重が大きいのです。

学校とは違い、少人数でじっくり学習ができそうだから

うちの子は当時から気難しくて、人が多かったり騒がしい場所が苦手。
年長当時、小学校に通えるか不安でした。
学びの場として、学校とは別の場所がよいのではないか、
幼児教室付きで、昔から知っている先生が近くにいるという環境であれば、娘は安心して通えるのではないかと思いました。

トイズアカデミーの教材について

顧問の先生が作っている?

国語を中島先生、算数を中島先生が監修している、とサイトにはあります。

中島先生はベビーパークを立ち上げた先生です。
立ち上げ当時は前面に出ていらっしゃいましたが、最近は出ていません。

喜田悦子先生は算数よりも、どちらかというと英語で子育てで有名な方です。
3ナイ主婦が息子に小6で英検1級に合格させた話』の本を出版された後、4,5年程前から英語とトイズ算数のアドバイザーになったようです。

お子さんが推薦で東大に入学されています。

当時聞いた話によりますと、教材は問題を作っている先生方が複数いるとのこと。
実際に全て顧問の先生が作っているわけではなさそうです。

トイズアカデミーの国語

物語の読解、子どもたち同士でのディスカッション、作文など内容にはボリュームがありました。
説明文に知識系の問題も多くでてきました。
例えばおせちの意味を図解で学ぶようなものもあり、面白かったです。
宿題は文法が多いです。
小2からここまで文法をやるのか、と思った記憶があります。

宿題で、自作の漢字ドリルを配られました。
が、こちらは、学年関係なく難しい漢字も入っていました。
漢字の書き取りをする内容にはなっていないので語彙を増やす意味で配られたのかもしれません。
無駄に大きくて場所も取ったので、市販のものでよいのになと思いました。

今振り返ってみると国語の大半のカリキュラムはよく、
トイズの内容が、塾の小3冬のテキストで出てきました。
学校や塾よりも先取りしていると思います。

ただ、中学受験的な記述のテクニックを学ぶという面で見れば、対応してないです。
個々の能力によって、国語の先取り知識を先生が一人を丁寧にみてくださいます。

少人数のメリットだなと思います。

ディスカッションについては、一緒のクラスの子の能力によって違ってくる部分が多いです。
それでも先生が、最後にうまくまとめてくださっていたと思います。
ただコロナになってzoomで同じ場にいない場合には、その辺りが難しそうでした。

デメリットとしては、
教室でやる内容が盛り沢山のため、時間内に終わらなくなりました。
作文の書き残しやプリントの宿題で持って帰ってくることが増えました。
それを親が家で見るのは大変でした。

むすめは国語(会得と呼ばれています)が楽しいから通っていました。

トイズアカデミーの算数

算数は自分の能力次第で先取りができる、というものでした。
プリントをひたすら解く内容になります。
先生は一切教えず、プリントに書いてある内容を理解して一人で進めます。

ただ、多く解けても教室でやる最大枚数は、5枚と決められていました。
1日の宿題も1枚と決められているため、週にもらえるプリントは5枚でした。
多く解きすぎると、難しくなった時に

プリント1枚の内容

  • 3問ほど計算
  • 1問文章題

の形式。
文章題は、小1〜2年生は式は書かず、そのかわり図を書くのを徹底させられます。

図を書くことによりいずれ頭の中で図がまとめられるようになる、とのこと。

  • 公文や百ます計算のような、頭を使わない計算は最低限(1日3問)でよい
  • 良質の問題を時間をかけて、頭を使って1問解く
  • 一日の算数の勉強はこれで充分

というのがトイズの算数です。

文章題の内容は、読解力が必要な問題です。
中学受験算数のような内容は少なくとも小4までのカリキュラムでは出てきません。

振り返ってみて思うのは、
少なくともうちの子はこれでは算数の学習は足りませんでした。

計算は小1からもっとやっておけばよかったと思っています。

入室に基準を設けている教室です。
これくらいの問題数で理解できるであろう、という想定で問題数が少なかったのかもしれないです。

長くなったので次に続きます。(明日)