うずまきには意味がある 絵本つながり2

数や科学の本

最近読み聞かせしているのは、数や科学の絵本が多いです。

本人があまり自分からは選び取らないような本。『かがくのとも』は本当よくて、身近で子供にもわかりやすい内容で手早く読めるので片っ端から図書館で借りています。

絵本 眠れなくなる宇宙のはなし

佐藤勝彦さんは子供向けに絵本を結構書いているのですが、宇宙ってどうやってできたの?から始まり、昔の中国やインドの人がどう考えていたか、天動説と地上説、エジプトでは暦にも役立てた話、最新の研究結果などがわかりやすく説明されています。
大人版の『眠れなくなる宇宙のはなし』もあります。

もう一冊、佐藤勝彦さんの本

アインシュタインとタイムトラベルの世界

これは絵本っていうより、小学生の読み物って感じ。タイムトラベルを軸にした疑問について書かれています。
読み聞かせもしつつ、むすめは一人でも読んでいました。
幼児には難しいし理解はしていないんじゃないか、とは思うんだけどおもしろかったーと言っていました。

この2冊は小学生になっても面白いと思うので、買っても良いかなと思います。
『眠れなくなる宇宙のはなし』のエジプトの暦のくだりでは、『カエサルくんとカレンダー (福音館の科学シリーズ) 』と話がつながりました。

カエサルくんは家にあるので読み返したりもしました。

カエサルくんとカレンダー

フィボナッチ―自然の中にかくれた数を見つけた人

『フィボナッチ―自然の中にかくれた数を見つけた人』もよかったです。
伝記のような絵本なのですが、数と自然のうずまきの関係について書かれています。
ジョジョの奇妙な冒険の、『スティール・ボール・ラン』でもフィボナッチ数列って出てきていました。

でも、わたしとむすめの中では、この本がうずまき、代表です。

うわさのがっこう

きたやまようこさんの、うわさのがっこうの先生がへびなんですが、自分の生活の中での身近なうずまきを探してきてくださいという宿題を出します。
生徒は、ロールケーキ・バネ・洗濯機の中のうず・カタツムリなど見つけてきて発表します。

先生がそれを聞いて言うんです。「うずまきには意味がある」と。
なんてキャッチーな響き。

フォボナッチを読んで、本当に意味があったね〜なんて話してました。
全然別々の絵本なのに、つながる瞬間があっておもしろかったです。

子供の本って大人でも整理されていないような知識が分かりやすくまとまっていて、刺激的です。
子供を通して大人のわたしも学習させてもらっているな、と感じます。